2019年11月02日
  • 第67代理事長 岩木 勇人

会員拡大

今日は岩元委員長はじめとする拡大委員会による拡大レセプションパーティーが開催されましたので、参加させて頂きました。

100名近くの参加者で会場も盛り上がり、またラグビーW杯の決勝とも日程が重なりましたので、パブリックビューイングのような雰囲気の中、福岡JCに興味をもってくれている拡大候補者の皆様と懇親を図ることができました。

今年の拡大委員会は本当によくやってくれています。中期(5月)仮入会41名、後期(9月)仮入会35名で今時点で76名の拡大を実現し、目標の年間100名の拡大に向け、最後の前期(1月)仮入会で残24名と迫っています。本当にありがたいことです。

会員拡大についてすこし私見を述べたいと思います。

まず、よく話に上がるのが会員拡大につなげるための事業、ブランディングなどについてです。個人的には会員拡大を漁夫の利にねらった事業や、会員拡大を目的に内在する運動(会員拡大を純粋に目的としたものは除く)はやるべきでないと考えています。

なぜなら、青年会議所の強さはその純粋性にあると考えるからです。未熟な青年たちが社会のため地域のために、手弁当で自らの足をつかい、頭をつかい、汗をかき、明るい豊かな社会実現に向けてやり遂げることに価値があるのです。そこに会員拡大という「打算」を含ませることは、目的がぶれてしまい、結果として社会に与えるインパクト・波及効果が目減りしてしまうでしょう。

また、究極の会員拡大のゴールは拡大活動をやらなくても入りたいと思うメンバーが自然発生的に集ってくることだとも言われます。これも私は幻想だと思っています。もちろん、JCの魅力を高めたり発信したりすることは大切です。しかし、どんなに魅力的な団体であっても、会員拡大はマスに対して行うことではなく、one to oneで行うものだからです。

なぜなら多様な団体であるが故の分かりずらさ(一言では説明できない)、会費(お金)が発生し、個人差あれども、それぞれの時間を犠牲にして活動することなども合わさって、「人の魅力が人を集める」という構造をなかなか変えることはできないと思うからです。

これはあくまで私見です。小難しい話にはなりましたが、大事なことは会員拡大はone to oneで行うからこそ、福岡JC所属メンバー一人一人に課せられた責任なのです。そのことを強く意識して活動できれば、更に高い結果を生み出すことができると信じています。

残り1か月、100名拡大目指してLOM一丸となり頑張りましょう!

 

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