- 第67代理事長 岩木 勇人
2月度理事会
本日は2月度理事会が開催されました。あっという間の1か月です。今年度の運動方針における3本の柱、SDGs推進宣言について、事業を構築する上で大切にして欲しいことの3点を冒頭での挨拶で述べさせていただきました。レジュメは下記に添付します。ご興味ある方はご覧ください。
まずは、2月度理事会の審議事項として「2018年度決算」「2018年度事業報告」「2018年度卒業生を送る夕べ事業報告」の3議案が審議可決され、2018年度の全事業が締めくくられました。2018年度田島理事長、彌登専務理事、本当にお疲れさまでした。
今年度案件も数議案上程されましたが、協議中のものもありますので、2点だけ述べさせていただきます。
一つが「定款変更」についてです。これまで福岡JCの事業は定款により「福岡市及びその周辺において行うものとする」と定められており、実施場所は限られていました。変更点を端的に説明すると、その制限を条件付きで緩和することに変更したわけです。もちろん、青年会議所の存在理由そのものが、それぞれが住み暮らす街に根差した市民運動の先頭に立って進む団体です。ですから、各地青年会議所はそれぞれの地域に存在し、その担当エリアは重複しません。それはそれぞれの地域益をそれぞれが責任をもって最大化するためでもあります。
では地域益とは何でしょうか。住み暮らす街を活性化したり、地域の抱える課題を解決する、またその地域のリーダーを育成したり、地域の人づくりを行うなどその範囲は多種多様です。地域益を最大化するという観点に立った時、グローバル化・多様化する社会において福岡市という場所だけに活動を限定することはもはや時代遅れなのかもしれません。ですから言い換えるならば「地域益を最大化するために活動範囲を制限しない。」としたわけです。くれぐれも間違って欲しくないのは、どの場所でも事業が行えるようになったわけではなく、あくまで地域益(福岡市・糟屋郡・古賀市)を最大化するための事業でなければなりません。是非、今年度の事業構築にもこれまでの枠にとらわれずに視野を広げて取り組んでもらいたいと思います。
そして二つ目が「新入会同期会事業」です。まずは板谷同期会長はじめとするマーブル同期会の皆様、事業計画から議案作成まで本当にお疲れさまでした。特に23名の大所帯でぶつかることも多々あったかと思います。でも想いをもって行動すれば、理屈ではなく人の心が動くことも、苦労された分、数多く経験されたことでしょう。まだまだここからが本番です。是非素晴らしい事業になることを心より期待しています。
この「新入会同期会事業」ですが、今年度はこれまでの入会1周年の同期会を新入会がお祝いするという「ところてん事業」ではなく、これまでにない新たな枠組みに挑戦してもらっています。誰もが初めてのことですので、マーブル同期会を指導する研修委員会の皆様も産みの苦しみの中でご苦労されたと思います。西嶋委員長、伴副委員長、手探りのなか理事会上程までご指導いただきありがとうございました。
新入会メンバーにとっての研修の一環という位置づけながら、これまで全員が通って来た道であり、これからの青年会議所活動においても大きな糧となるはずです。事業計画にはなかなか関われなかったメンバーもせっかくの機会です。新しい伝統を創っていくという気概と誇りをもって最後まで全員で思いっきり取り組んで欲しいと思います。