2019年02月09日
  • 第67代理事長 岩木 勇人

近出委員会

いよいよ今日から各委員会の通称「近出(ちかで)」が始まりますね。私も委員会に所属していたころは本当にこの近出を楽しみにしていた一人です。

近出(ちかで)とは例年2月の委員会開催を、通常行う平日の夕方での開催ではなく、メンバーが長い時間をともにできる週末などにして、近場に委員会単位で小旅行に出かけて委員会開催をすることをいいます。福岡JC独自の伝統行事でもあります。起源は定かではありませんが、私がお話できる諸先輩方に聞いても、既に入会した時には存在したということですので、数十年は続いているようです。

さて、委員長の皆様はどんな想いで近出委員会を開催されてますか?本来、委員会開催は委員長の専権事項です。恒例行事として伝統を踏襲することも良いですが、12回しかない貴重な委員会開催の一つです。この機会に、その意味や意義を考えることも大切ではないでしょうか。

正解は一つではありませんが、先輩から聞いた近出の意味を少し述べさせていただきます。

正式に委員会がスタートするのは1月からです。第一回目の委員会開催、京都会議が委員会にとっては船出のイベントとなります。しかし、京都会議には仕事の都合やそれぞれの個別事情もあり、多い委員会でも10名程度、少ない委員会では3、4人の参加になります。ちなみに一昔前はいまよりももっと京都会議の参加人数はすくなかったようです。

そこで、2月という委員会がスタートしたばかりの時期に、誰もが(途中参加でも)来やすい場所で、誰もが出しやすい金額に抑えて、1泊2日といういつもよりも長い時間をともにする委員会を開催し、これから1年間、苦楽を共にする者たち同士の絆を深めるために近出委員会を開催していたとお聞きしました。

ポイントは「誰もが参加しやすい環境(日程的・地理的・金銭的)を整える」、「多くのメンバーが集う」、「いつもより長い時間をともにする」ことですね。そしてともに過ごす時間を通じて、普段ではなかなか話せないことを語り合い、ときにはぶつかりながらも絆を深める機会にする。本当によく考えられた伝統行事だと思います。そんなそれぞれの委員長の想いの詰まった近出委員会に常務理事とセクレタリーが京都会議ロムナイト参加の御礼にお邪魔させて頂いています。各委員会の皆様、快く訪問を受け入れていただき本当にありがとうございます。この場を借りて私からも御礼申し上げます。

※一部の委員会の皆様との近出での記念写真をシェアさせていただきます。本当にみなさん良い笑顔ですねYY

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