- 第67代理事長 岩木 勇人
第一回 広報セミナー
本日は第一回広報セミナーに参加させていただきました。挨拶でもお話したように、今年度は先日行われた出向者セミナー、褒賞セミナーはじめ従来からある副・幹セミナー以外にも多くのセミナーを用意させて頂きました。それは、入会してからスタッフや副委員長を経験するまでの期間が短くなっていること、また卒業までの平均在籍年数も短期化傾向にある組織において、これまで経験則に頼って引き継がれてきた様々なナレッジを体系化し、メンバー横断的に共有する必要を感じたからです。
でも、勘違いしてほしくないのは、やはり「歴」が無いと「経験」が無いとスタッフや副委員長が務まらないのかというと、私はそうは思っていません。確かに無いよりは有ったほうが良いに決まっています。私は「歴」を重視するのではなく、「使命感」こそJAYCEEにとって最も大切な要素だと考えています。ですから「歴」や「経験」が浅い方にも、このようなセミナーでどんどん他人のナレッジを自分のものにして欲しい、そして日々の実践を通じて、誰にも負けない使命感を醸成して欲しいと思っているのです。
さて、話を戻すと会の冒頭に担当委員会でもあるRKBの岩根君から外部広報する際に役立つ各マスコミやメディアのリストが配布され、その後KBCの山田先輩、昨年理事長賞を受賞した高木室長による効果的な広報に関する講演を聞かせていただきました。髙木室長も熱く語っていましたが、広報は福岡JCの弱点の一つでもあります。せっかくこの街にとって良い事業を実施しているにも関わらず、なかなか効果的な参加促進ができていないものも少なくありません。これは議案作成する段階での問題点もあるかもしれませんし、参加促進に関する広報自体への戦略的取り組みや役割分担が行われていないという組織的課題でもあると思います。
私自身も今年度は外部との連携強化(リンケージ)を三本柱に掲げている以上、自ら先頭にたってメディアや行政との関係強化にむけて取り組むつもりです。福岡JCが持続可能な組織であるためには、これまでの取り組みを体系化し、戦略的に広報を実践することが求められています。
広報セミナーを設営いただいた中原委員長・石崎副委員長はじめとする広報委員会の皆様、お疲れさまでした。また第二回も楽しみにしています。そして、今回も多数ご参加いただいた各委員会メンバーの皆様、本当にありがとうございました。
追伸:バレンタインデーということで、広報委員会の新入会メンバーである林君より手作りチョコを頂きました。私だけかと思いドキドキしましたが、全員分用意されていたみたいです(笑)ありがとう!