2019年03月08日
  • 第67代理事長 岩木 勇人

再会

昨日、大学時代の友人から、明日福岡に行くから会いたいとの突然の連絡が入りました。大手証券会社に勤めるA君とは大学時代、ゼミの討論会で激論を交わし合った仲間です。

私の結婚式以来となるので約14年ぶりでしょうか。連絡もとっていなかったので、久々の再会で思い出話に花が咲きました。これもSNSでつながっていたからでしょう。世の中便利になったものです。

個人的な話にはなりますが、私は大学2年まで本当にダメな学生の典型でした。学校にはほとんど行かず、フラフラと遊びまわっていました。試験の時だけ学校に顔を出し、見ず知らずの優秀そうな生徒に頼み込んでノートを必死にコピーさせてもらってました。誰に頼めば完璧なノートが手に入るかの目利きと、お願いのスキルだけは鍛えられましたね(笑)

そんな私も3年生に上がるときに一念発起し、学部の中でも一番アカデミックなゼミに入ろうと、5つのゼミ同士で年二回討論会を開くような、今でいう“意識高い系”のゼミに入らせて頂きました。

そこでA君と討論会で対決することになるのですが、当時の話を私は全く覚えておりませんでしたが、「EUの未来について」「日本経済自立的回復に向けた処方箋」というテーマで政策討論をしたそうです。偉そうに話していたみたいです。そこは今でも変わりません(笑)A君は金融機関に勤めているので、こうした経済政策的な話には仕事上触れる機会が多いため覚えていたのでしょう。今考えると青春ですね。

たった2年間を過ごした仲間ですが、10年以上の時を超えて再会しても関係性は何も変わりません。よく私の友人が言っていたことを思い出します。仲間との絆は過ごした時間の長さではなく、いかに深く過ごせたかによるのだと。

JCも同じですね。単年度制のたった1年間、そこに一生の仲間との出会いがある。それはまさに時間の長さではなく、かけがえのない経験を共にする深さがあるからですね。

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