2019年04月01日
  • 第67代理事長 岩木 勇人

令和

新元号が発表されましたね。

「令和(れいわ)」

典拠は万葉集だそうです。元号が制定された「大化」以来、日本の古典から選ばれるのは初めてとのこと。まさに新しい時代の幕開けにふさわしい元号だと思います。

この際に少しこれまでの元号を勉強してみました。これまでに「令」という漢字は使われたことがなく初めての採用。一方、「和」という漢字は元号に使用されるのは10回目。身近なところでは「昭和」がありますね。やはり聖徳太子の「和を以て貴しとなす」のとおり日本という国柄を表す代表的漢字ですね。

また、典拠となった部分は万葉集の巻五、古代大宰府政庁の長官を務めた大伴旅人の邸宅でひらかれた梅花の宴の序文「時に、初春の月にして、気淑く風ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す。」からだそうです。

福岡に所縁のある元号でもあり、ますます親近感が湧きますね。

新元号の発表とともに、私たちもこの国をつくってきた先人に感謝するとともに新しい時代を生きる一人として、今何をすべきかという使命を改めて考えたいと思います。

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